株式売買詐欺とは
架空の株式の売買・取引・譲渡などを斡旋し、その金銭を騙し取る手口の詐欺です。。株式売買詐欺とは
株式売買詐欺とは、「会社の株を社員価格で安く譲渡する。」とか実際の株取引を装い、被害者に架空の株取引を持ちかけ、金銭を詐取する詐欺のこと。多くは株取引で大きな損失が出てしまって資金が減ってしまったなどという理由で、大部分の預けた金銭や支払った金銭を騙し取られる。株取引自体が不透明なため、架空の取引であるという事実が発覚しない。
株式売買詐欺の事例
実際の事件報道よりわかりやすく事例を紹介。株式売買詐欺だった・・・
実際の事件
貸金業「エイワン・コミュニケーションズ」(東京都中央区)は、株取引の代行を装い多額の現金をだまし取ったとして、組織犯罪処罰法違反などの罪に問われたの元営業部長で実質的経営者、菊地信慈被告の判決公判平成19年12月26日、さいたま地裁であり、中谷雄二郎裁判長は懲役9年(求刑同10年)を言い渡した。菊地被告は同社の営業担当者を指揮し「会社保有株を安価で譲渡する」などのうたい文句で株式売買の取り次ぎを装い、顧客から多額の金銭をを組織的にだまし取った。同社の顧客からの入金は、平成12年の設立から5年間で計約146億円に達したという。実態は株取引などはなく、それら集めた金銭は多くが使途不明になっている。