保証金詐欺とは
保証金名目で金銭を詐取する詐欺のことを「保証金詐欺]と言います。保証金詐欺とは
保証金詐欺とは、フランチャイズチェーン等、何らかの事業を行う希望者を募り、保証金と称して金品を集金、後に事業のサポートなどをほとんどせず、保証金を支払った被害者の返金に応じないというもの。
融資保証金詐欺
融資保証金詐欺とは、融資の案内を行い、融資するには、信用をつけるため保証金を振り込んでくれ等と言い、融資のための保証金を不正に支払わせる詐欺のことで、保証金を支払っても一切融資は行わない。また、解約を申し込んでも、解約金を請求される事が多い。(貸します詐欺と言われている。)
保証金詐欺の事例
保証金詐欺をわかりやすい事例で紹介。割の良い副業のはずが・・・詐欺
大手の独立開業雑誌を読み、簡単な副業を始めてみようと思った山田(仮名)は、事業用の事務機器などを貸す事業の説明会に行った。そこでは、事業の安定性やほぼルートが出来ているセールスで、営業活動などをする必要がないという説明がなされた。ただし、保証金は500万円で、山田の予算より高かった。山田は説明会の後、自己資金が50万円足りない事を伝え、残りの50万円は事業開始後、支払うということになり、早速、450万円を指定された口座に振り込んだ。山田は自宅開業という事であったので、狭い部屋に入りきらないほどの事務機器が送られてきた。山田は事務機器などの物品が来ている事に安心し、早速、ルート先として記載のある会社などを回ったが、それら事務機器の借り手はなかった。おかしいと思い、親会社に連絡をしたが、「営業の仕方が悪い。」「担当者がいない」などという回答しか受けることは出来なかった。