クレジット決済詐欺とは
インターネットの利便性を悪用した詐欺の代表とも言える詐欺です。クレジット決済詐欺とは
クレジット決済詐欺とは、クレジットの機能による決済サービスを悪用し、不正に金品を詐取する詐欺のことである。主に、オークションやインターネットショップなどで不正なカードを使用し、物品だけを送らせ、実際の決済が出来ないと出品者側や出店側に代金がクレジット会社から支払われないという被害を発生させていたが、近年では、ねりすましや物品などの購入を本人がしているのにもかかわらず、しらばっくれる等、詐欺というより悪質行為も見られる。
クレジット決済詐欺の事例
クレジット決済詐欺の事例を紹介。意外と高く落札されたのに・・・詐欺
ネットオークションに出品している山田は、予想以上に自分の出品している品が高く落札された。オークション開催側が用意しているクレジット決済であったが、山田自身もネットショップでの買い物などでクレジット決済を使用するし、社会的に信用性の高いサイトであったため安心して、その落札者に出店した品を送った。また、クレジット決済について完了のページも表示されていたため、あとは自分の指定した口座にお金が振り込まれてくることを楽しみにしていた。しかし、1ヶ月経っても入金はなく、山田はそのオークション開催会社にクレームの電話をした。すると、クレジットカードの不正利用のため、オークションの規定により、代金の支払はできないと、あっさり断られた。頭にきた山田はそれでもオークション開催会社に噛み付いたが、返事は一向に変わる気配はなく、これ以上、電話をすると正式に脅迫などの罪で告訴するとまで言われてしまった。仕方なく、山田は出品した商品を送った先の住所を調べ、その週末、商品を返してもらおうと向かったが、そこには人の住んでいる気配のない掘っ立て小屋のようなバラックが建っているのみであった。