会員権詐欺の事例
会員権詐欺の事例を紹介。
破綻直前まで会員権で資金集めしていた事件
実際の事件
「破綻直前まで会員権販売、詐欺立件も視野」
(引用:読売新聞2009/5/13)
民事再生手続き中のマンション管理業が、昨年8月の破綻直前まで、リゾートホテル会員権などを販売していたことが債権者らの証言で分かった。資金繰りが行き詰まる中、会員の預かり金を戻せるめどもなく、資金集めを続けた疑いが出ている。
福岡、熊本県警などの合同捜査本部は12日、会員権とは別に、架空会社の社債を販売していた偽造有価証券行使容疑で関係先十数か所を捜索し、預金通帳などを押収した。捜索は13日も行い、巨額の資金調達について詐欺容疑での立件も視野に入れ、実態解明を進める。
熊本市内の女性によると、女性は昨年7月14日、熊本市にあるリゾートホテルを訪れ、200万円で会員権を購入。代金の1割はポイントとしてたまり、ホテル内での飲食に使えるなどの特典があった。
現金を受領した営業社員は「会員になる際の預かり金はいつでも中途解約して返還できる。経営には問題ない」と自信たっぷりに説明した。さらに、社員はロビーを歩く同社の会長を見て「会長は『契約を10口取った社員もいる。頑張れ』とはっぱをかける。私もやらなきゃ」と笑顔を浮かべ、女性は同社の勢いを感じたという。
会員カードが届いたのは8月3日。2日後、報道で破綻を知った。女性は「契約時は自転車操業で、破綻を予測できたはず」と憤り、昨年10月、熊本県警に詐欺容疑で同社幹部らを告訴した。
破綻の1~2か月前からリゾート会員権や元本保証で募った社債の解約申し出が殺到した。預かり金などが返されるのはごく一部で、大半の会員は返金を先延ばしされたままだった。
昨年7月に社債1000万円分の解約を申し出た熊本県の男性は、営業社員から「解約申し立てが殺到して資金がショートしている。来月まで待ってほしい」と頼まれて結局、支払われなかった。
会員権詐欺に関するアドバイス
アドバイス:T.I.U.総合探偵社詐欺被害調査担当主任
会員権詐欺については、事前に相手企業などを調査する事がもっとも簡易な防止方法です。なぜならば、企業資産などに関して、適切な結果を見てしまえば、倒産などのリスクを事前に知ることができるからです。
一般の方、ご自身でできる範囲は主に登記簿謄本(商業登記簿謄本・法務局)を入手することであると思いますが、印紙代で1000円掛かります。右横リンクにあるT.I.U.総合探偵社の「たった840円で会社情報調査」であれば、同様情報と関連した知識やアドバイスを840円で入手する事が可能です。そのため、現在、多くの方にご利用いただいております。
その他、企業関連調査や各データバンク、シンクタンクからの情報も代行して格安料金にて入手する事が可能です。
バブル当時、ある種のステータスであった会員権も現在ではあまり流通に乗らない利権になっています。ですから、その会員になるメリットや他のクレジットカードなどからのサービスと比較する事をおススメします。