デート商法とは
デート商法は巧みに恋愛感情などを利用し、高額の商品を買わせたりする悪質商法です。デート商法とは
デート商法とは、出会い系サイトやお見合いパーティーでワナをはり、仲良くなった相手の恋愛感情を利用して、宝石や毛皮、英会話教材などを多額のローンを組ませて買わせる商法です。
デート商法手口から詐欺へ発展
一般的に恋愛感情を利用して高額商品を買わせる悪質商法をデート商法と言いますが、そこから発展して投資系の詐欺や結婚詐欺被害を受ける場合があります。
クーリングオフを利用して被害を回復
高額の商品自体がクーリングオフの対象物であり、期間中であれば、クーリングオフによる被害回復をする事ができます。
デート商法の事例
デート商法の事例を紹介。自殺に追い込まれてしまった事件
実際の事件
「デート商法が男性の自殺原因と認定、宝石会社に賠償命じる」
(引用:読売新聞2004/10/15)
息子が自殺したのは女性従業員が言葉巧みに勧誘するデート商法によって高額な宝石類を買わされたことが原因として、男性の両親が都内の宝石販売会社を相手取り1000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が14日、仙台地裁であった。
裁判長は、「男性の性格の弱さを利用して多額の借金を負わせ、クーリングオフも撤回させようとしており、男性の自殺を予見することは可能だった。」などとして、販売会社に600万円の支払いを命じた。デート商法の被害にあった消費者の自殺について会社の責任に踏み込んだ判断は異例。
男性は女性従業員からダイヤの指輪を購入するなど宝石類計6点約650万円相当をローンで買わされた。契約を解除できるクーリングオフを申し出ていたが、撤回を求められ車庫で自殺した。