内容証明郵便とは、「いつ、誰が、誰宛に、どのような内容の文章を出したか」を日本郵便が公的に証明してくれるものです。更に、配達証明をつけることで相手にちゃんと配達されたことを確認することも出来ます。 内容証明郵便は「確かにその日相手に送った」という証拠を得る効果と、強い決意や態度を示し心理的圧迫を与える効果があります。
<内容証明郵便の手続など>
内容証明郵便の手続きの流れは以下の通りです。 「郵便局窓口で内容証明郵便と封筒を提出」→「郵便局員が内容を確認」→「料金の支払」→「書留郵便物受領証を受け取る」内容証明郵便は主要郵便局でのみ取り扱っています。 インターネット上で手続きを行える電子内容証明郵便もあります。
<内容証明郵便の注意点>
内容証明郵便は内容文書の存在を証明するもので、内容が真実であるという証明にはなりません。また、法的な効果や強制力などは一切ありません。さらに、誤った内容や威圧的な表現によってこちら側に不利な証拠を相手側に与えてしまう場合もあります。 内容証明郵便を書く場合、文字数や行数等書式に決まりがあるため事前に確認して作成する必要があります。
<内容証明郵便の決まり>
内容証明郵便の決まりは、1枚の用紙に書く字数に制限があることです。謄本の字数・行数は1行20字以内、1枚26行以内。謄本を横書きで作成するときは、1行13字以内、1枚40行以内または1行26字以内、1枚20行以内で作成することができます。
※記号は、1個を1字とします。以下同じとします。他、用紙や筆記についての決まりはありません。
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